いとげん味噌工房

ブームの前から目をつけていた

いとげんは昭和33年創業の「伊藤元三郎商店」から続く北海道旭川市にある糀屋だ。いとげん味噌工房はそこからのれん分けする形で開業した。店主の西大條さんはアイデアと挑戦心のある方で、いとげんの糀を使った新しい商品として「糀(麹)の甘酒」を開発し、販売していた。今でこそ糀の甘酒は珍しくなくなったが、当時は甘酒と言えば「酒粕を使うほう」のイメージがまだ強かった。

ネーミングと強いグラフィックで存在感を

ラベルのデザインを依頼されたのは、通常の「白米」だけの甘酒の他に、「黒米」をまぜたものを開発したタイミングだった。飲んでみると、びっくりするほどうまい。「飲むとみんな買ってくれるんですけどね」という言葉にすごく納得した。試飲ができない売り場でこの魅力を伝えるために、まずはネーミングから取り掛かった。「強い」グラフィックは、糀の甘酒が珍しくなくなってからも、人気商品として定着している。

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