稚内と名寄の一部商店で販売していた豆腐スイーツを、流通商品として販売するためパッケージデザインを依頼されたのがきっかけ。商品を試食させてもらうと、とても美味しい。ただ商品の価値を伝えるためのフックとしては弱い。というのも素材の豆腐や豆乳などが、コスト重視でほぼ海外製であったからだ。北海道稚内の商品として売り出すのであれば、せめて道内の食材を使った方が良いと提案し、レシピから練り直すことになった。
新たに道産食材に適したレシピを開発し、ギフトとして売れるように資材も見直した。リニューアル後はじわじわと売上が上がり「北海道のお取り寄せグルメ」ランキングで１位を獲得するまでになった。その後パンのパッケージデザインのリニューアル、企業ロゴのリニューアルを経て、新たなプロジェクトのサポートを行なっている。寺江食品はチャレンジ精神旺盛な店長の元、地元の人たちに愛されるお店へと進化している。
