中川町といえば「あのサイダー」というイメージが定着してきたころ、サイダーの原料でキャンディを作れるという話が上がった。製造原価も安く、賞味期限も長いため、すぐ商品化しようという話になった。そこで、ハスカップ・ハチミツ・綾波ハッカを使ったキャンディが生まれた。
小さくて単価の安い、買いやすいお土産として考えて、内容量やパッケージのサイズ感を詰めていった。
「ナカガワのナカガワ」のデザインは、顔つきを揃えるために「中川」の模様で覆ってしまうのが基本の考え方だ。ただ、何年も経ち、商品点数も増えてくると飽きがきたり没個性に感じてしまうようになってくる。この頃からもっと商品の特徴をパッケージに反映したいという声も増えてきて、ロードマップを書き直すことにした。
キャンディのシリーズは、今までの「ナカガワのナカガワ」のデザインを踏まえて、キャンディのグラフィックを入れたり、商品の特徴を加え始めたデザインだ。
残念ながら、委託製造先が機械の老朽化を理由に生産をやめてしまい。現在は終売している。ただ、新たな委託先が見つかれば再販の可能性はある。
小さくてかわいいパッケージで単価も安いので、お土産としても優秀な商品だった。再販される日を期待したい。
2020.2
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