冒頭でも説明したが、当時、ササキ工芸の製品は「何でもあり」で、かわいいキャラクターものから、洗練された名刺ケースまで、一見するとまとまりがないように見えた。だから、展示会などのブースは、さまざまな製品がひしめき合うカオス状態だったという。新しいシンボルは、「もくもく」部分を分割してVIとして使うことで、これらの製品を「ササキ工芸」というひとつのイメージにまとめる効果を発揮した。
2016.7
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こちらは新しいシンボルのデビューの時の展示会のようす。今まで通りのレイアウトにする予定だったところに、「もくもく」を加えてガラリとイメージチェンジした。「訪れたお客さんたちの反応が今までと全然違う」と言われたのを今でも覚えている。今まで来なかったような若い層が訪れて、「かわいい!」と製品を見て言ったそうだ。きっとそれまで、ちゃんと製品を見てもらえていなかったのだろう。
2014.6
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