株式会社やぎぬま

北斗米

北斗米は、北海道東神楽町を拠点にする「やぎぬま」が昭和63年から取り組む独自ブランドのお米だ。栽培に関わる農家は「北斗会」と呼ばれ、農薬の使用量や有機肥料の使用など、独自の基準に基づいて生産される。単に契約栽培というだけでなく、土壌調査や肥料の設計など、やぎぬまと農家が二人三脚でとりくむ活動とも言っていい。一企業のブランド米としてはとてもめずらしい取り組みだ。そんな北斗米のシンボル・ロゴと、パッケージのデザインを依頼された。

シンボル・ロゴ

その名前から、もともとは北斗七星を象ったシンボルと、筆文字のロゴタイプが使われていた。北斗七星の星のきらめきは引き継ぎ、それらを組み合わせて「北斗米」の文字を象った。パッケージに使うことを考えて、シンボルがそのままメインのグラフィックになるようなデザインが良いと考えた結果だ。長い歴史があるとはいえ、北斗米は契約者への配達販売のみで店頭販売をしておらず、地域以外の人たちが目にすることがほとんどない。数少ない露出の機会に北斗米を印象づけるため、余計な情報をなるべく排除したかった。また、いままで謳っていなかった「東神楽」の文字を明記した。どこの地域のものかが分かるのは、今や必須だからだ。

米袋

甘酒ラベル

リーフレット

AD: ゲンママコト
D: ゲンママコト、わたなべゆき
P: ゲンママコト

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