社名の頭文字を取って「GCW」を組み合わせたものだが、このシンボルマークは自由に動かして、組み合わせて使うことを想定してデザインした。ただの直線に見えるが、実は少し削り込んだようなラインにしている。GCWの仕事は、当時からディテールにも非常に凝ったもので、角の面取りや見えない部分の仕上げなど、一見何でもないように見えて手が入っているというものだったからだ。
社長の木村さんから、旭川への感謝や愛を表現したいというオーダーもあって、どうにかシンボルに「旭川」を組み込めないか思案していた。頭文字のGCWをよくよく観察してみると、「W」は「川」のように表現できるし、「G」は「日」にもできそうだ。「C」を回転させるアイデアを発見してから、すこし苦しいが「GCW」で「旭川」という文字を表現できることに気づいた。
バラして並べ替えて、色々な条件で使用できるように設計している。自由に組み合わせて使えるようすは家具のようにも見えてくる。
2015.6
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