道の駅なかがわで人気のソーセジカレーがレトルトに。中川町出身で札幌のパッケージメーカーに就職した新卒の営業マンが、地元のために何かできないかと考えて企画、提案したのがきっかけ。レトルトだと、ソーセージが破裂してしまうのだが、このソーセージは破裂せず商品化できた珍しい事例だ。
レトルトカレーは賞味期限も長く、販売のハードルはそれほど高くはないのだが、それでも1ロット分を売り切れるかどうかが心配だという話を受け、違うカレーにも使えるようにと、箱に窓を開け、調理例を印刷したしおりを入れることで、バリエーションに対応した。裏面の一括表示もシールだ。
箱のロック部分を前に持ってきて、カレーのルーがたれる様子を立体的に見せられるようにした。「ナカガワのナカガワ」のコンセプトを保ちつつ商品の特徴を加えていく、キャンディからはじめたアプローチだ。
おいしいのはもちろんだが、その新卒の営業マンの熱意溢れる取り組みが、この商品の一番の魅力だと考えて、開発の経緯を記した「お手紙」を彼に書いてもらい、しおりの裏面に印刷した。
当初の心配をよそに、道の駅なかがわの人気商品として販売は好調なようだ。
2021.6
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