原崎さんはアイデアマンだ。やりたいことがどんどん出てくる。コストや手間など実現可能か、ギリギリのラインだったのがこの石けんだ。「豆乳は肌に良い」という話から、製造を委託して商品化したが、手作りなのもあり、一個単価は非常に高価だ。小ロット製造でなければ商品化は難しかったかもしれない。
パッケージは化粧品としての表現よりも、材料の安心感に焦点を当てた。クラフト紙を使った紙袋は、農家の素朴なイメージを表現するのと同時に、小さな石けんの存在感を売り場でなるべく大きくすることに寄与している。この形にたどり着くまで、形状サンプルの試作は膨大な数になった。
スリーブ型や箱などの試作の一部
2019.2
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D: わたなべゆき
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