中川町

エゾネギラーメン

パッケージ

「ナカガワのナカガワ」コンセプトの第二弾商品。行者にんにくを粉末にして練りこんだラーメンで、麺は薄く緑色になっている。行者ニンニクと言っても、本州の人にはイメージしづらいと考えて、独自に「エゾネギ」と表現した。
第一弾のハスカップサイダーは、商工会が中心になって北海道の補助金で開発。販売する業者を募り、HD企画という事業者が販売元になった。こちらのラーメンは「道の駅なかがわ」を運営する匠舎が販売元に。もともと開発中だった行者にんにくを練りこんだラーメンのパッケージを検討していた時に、「ナカガワのナカガワ」がスタート。商品を増やそうと同コンセプトで商品化することになった。
同じ顔つきの商品を、異なる事業者が販売することで、このプロジェクトが中川町全体のブランディングになって行くことを実感した商品だ。

こちらは塩ラーメン。スープ違いで醤油と塩の2種展開で、箱は共通。タグにはハスカップサイダーと同じように中川町の「地元あるある」ネタが書かれている。印刷コストを下げるために、醤油と塩のラベルは使用する色を同一にし、2種を面付けして印刷、後で切り分ける手法で行った。だから、中面のあるあるネタはどちらも共通だ。

タグは全部で15種類。「宿4件」(現在は3件)など、人気のネタは重複しているものもあるが、中川町に興味をもってもらう仕掛けとしてこちらにも採用した。
原材料名などの一括表示も、底面にシールで貼るように考え、なるべく外側から得られる情報を減らし、「ナカガワのナカガワ」の世界感を広げようと考えた。

ちなみに、タグをめくると中のラーメンが見える。緑色の麺を見せたいのもあるし、やはり食品は中身が見える方が安心感につながるからだ。

2014.11
AD: ゲンママコト
D: ゲンママコト
C: 池端宏介
I: わたなべゆき

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