道の駅なかがわを運営する匠舎は、コロナ禍前までは1年中全国どこかの物産展に出店していた。そこで人気だったのが「ステーキ弁当」。毎年これを目当てにリピーターができるほどの人気で、そのお弁当に付属していたステーキソースは、「これだけ売ってほしい」と頼まれるほど人気だった。
商品化する際に「ナカガワのナカガワ」でやろうという話になり、例によって「中川」模様で覆うことにした。ただ、このソースが欲しい人は、小袋のデザインを目当てにしているようで、その要素を加えられないかと相談された。
そこで、窓を開けて開くようにし、そこから中に仕込んだしおりがのぞくようなデザインにした。店頭に並べた際にPOPのような効果も見込んでの仕掛けだ。しおりには道の駅なかがわを紹介するコピーを入れて、箱の中側にも包装紙と同じイラスト付きの中川町紹介を印刷している。
2015.8
AD: ゲンママコト
D: やまだめい
I: わたなべゆき
C: 池端宏介
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