ガラムマサバ

キャッチーなネーミングは熊田社長の発案。サバにガラムマサラをまぶした、ありそうで無かった製品だ。パッケージも凝っていて、未着真空することで、切り身がそのままの形でトレーにくっついているようだ。ただ、凸凹した表面は、シールの付きも悪く、印刷してもぐしゃぐしゃになってしまって視認性が落ちる。透明なシートに印刷したものを帯封にするなど、試行錯誤を繰り返し、作業性とのバランスを考えて袋にした。

グラフィックのアイデアはかなり初期の段階で固まっていて、どうやってそのアイデアを実現するかという所に諦めず時間をかけて挑んだ。

ガラムマサラ＝カレー味と考えて、ちょっとレトロにインド人をイメージしたグラフィックを考えた。商品名がダジャレなので、そのユーモアに乗っかった形だ。全面をグラフィックで埋めてしまうと中身が見えなくなってしまうので、中央を避けるようにターバンと髭を配置した。ちなみに髭は魚の形になっている。