くまだ株式会社

海のかけら

パッケージ

北海道のお土産やさんに行くとよく見かける、いわゆる「漁師の海藻汁」。数種類の乾燥させた海藻を混ぜ合わせたもので、味噌汁などに入れるものだ。これをくまだ流にアレンジしたものが「海のかけら」。こういった商品は乾物コーナーに並ぶが、大抵の商品は平らな袋に入っていて平置きされる。混ぜ合わされる海藻の種類などに違いはあるが、筆で書かれたタイトル文字なども合わせて、どれもあまり違いがないように見えてしまう。
そこでまず、陳列の仕方から考えた。どのような商品でも、店頭に並べる際「立てて置ける」というのはとても大切な要素だ。競合商品が平置きばかりならなおさらだ。いくつもの試作を繰り返し、資材メーカーにも協力してもらって、オリジナルの袋をつくることになった。

ちなみに「鮭節おかか飯」は、生卵と醤油とともにごはんと混ぜると絶品だ。

タグのグラフィックは、乾物たちが海の中にいた時の様子をモチーフにしている。最上段は水面を、その下の波打ったラインは「5種の海藻」や「海藻と鮭」を表現した。ピンクはサーモンのイメージだ。よくある筆文字の表現を使わず、ネーミングにも工夫をこらした。タグの形状にも工夫がある。グラフィックの面積を大きく取りたかったのと、中身の入っていない上部を隠すため、すこし大きめのタグにした。それでも内容物がちゃんと見えるのは、オリジナルで製作した袋の賜物だ。通常のスタンドパックだと「足」にあたる部分で底上げされてしまい、同じ高さだと内容物が見える面積が狭くなってしまう。

2014.12
AD: ゲンママコト
D: ゲンママコト
I: やまだめい
C: 佐藤秀峰

商品を購入できます

  • 海のかけら【五種の海藻汁】 45g×5袋

    ¥3,200 税込

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  • 海のかけら【鮭節おかか飯】 25g×5袋

    ¥3,200 税込

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