もともと地元稚内の沢野豆腐店と共同開発したとうふリッチという商品だったが、使用していた資材がなくなるのをきっかけに、ネーミングからリニューアルすることに。はじめはコピーライターの池端宏介へ相談が行き、カギカッコが請ける形でスタートした。
食べてみるととても美味しかったのだが、ニュージーランド産のクリームチーズとアメリカ・カナダ産の大豆を使った豆腐を使っていた。リニューアルするにあたって、「誰に届けるか」を考えた時に、「北海道稚内」というキーワードが必要だと考えた。道外へ販路を広げるべきだと感じたからだ。
そこで、道産の素材を使えないかお話をしたところ、レシピから考え直すということに。届ける先をイメージすることで、その商品に必要な要素が見えてくるものだ。
パッケージのデザインは、すこし女性的にしたくて、稚内の海風や波のイメージを細い線で表現した。黄色のストライプは、ほんのり黄色みがかった中身に合うように同系色をと考えたためだ。
当初、カラーリングを変えて味違いを展開していく予定だった。個包装の左下「プレーン」の文字はその名残。
2015.12
AD: ゲンママコト
D: ゲンママコト
C: 池端宏介
その他のプロジェクト